免許証について

                                                    これから先、何の免許を取ろうかとお悩みの学生さん!どの免許を取れば何を運転することができるのか分かりにくいですよね。そこで、ここでは免許について簡単にお話したいと思います。詳しい内容についてはこちらをご覧ください。<br><h2>ATとMTの違い</h2>AT(オートマ)は、ギアなどの操作が不要で、走行中もあまりいろんなことに気を使わずに楽に乗れる自動車・二輪車を指します。<br>MT(ミッション)は、走行中のギア操作が必要となります。ATは自動で切り替わるのと反対にこちらは手動切り替えなので、走行中に変段した時の振動も強くなります。その代わり、MT免許を取れば、同じ種類、あるいはそれ以下のAT・MTの両方を運転することができます。また、クラッチを切り替えるときの揺れを感じることができ、よりバイクに乗ることが楽しくなるでしょう。<br><h2>原付</h2>原付免許は、街中でも数多く見かける「原チャリ」を運転することができる免許です。正式名称は「原動機付き自転車」で、二輪車の中でも排気量(エンジンの大きさ)が50cc以下のものを指します。この免許は後ほど紹介しますが、普通四輪を取得すれば、原付も乗ることができます。また、この免許は唯一実技試験がないものですが、そのかわり実技試験を受けないために、実際に行動を走るときは少し恐怖感がわく方がいらっしゃいます。<br><h2>普通自動二輪</h2>普通自動二輪免許は、「原チャリ」よりも大きく、排気量が400cc以下のものを指します。この普通自動二輪免許を取得すると、<b>原付・小型特殊・中型</b>が運転可能になります。また、普通自動二輪の中でも<b>小型限定</b>というものがあり、こちらは250cc以下のバイクに限って乗ることのできる免許です。詳しくはこちらをご覧ください。<br><h2>大型自動二輪</h2>大型自動二輪免許は、二輪車の中でもトップクラスのものです。<u>排気量に制限はなく(MT限定)</u>憧れのハーレーにも乗れます。ただ、バイクを横転させてしまった場合、持ち上げるのには至難の業が必要です。<br><h2>普通自動車</h2>普通自動車は、皆さんがよくお目にかけるごく一般的な自動車を運転することができる免許です。もちろん自動車にもAT・MTがあり、MTは料金が少し高くつきます。将来乗る車のことを考えて免許を取りましょう。ちなみに普通自動車は、以下の条件があります。<br><ol><li>車両総重量が5,000kg未満</li><li>最大積載量が3,000kg未満</li><li>乗車定員が10人以下</li></ol>条件を必ず守って運転しましょう。<br><h2>中型自動車</h2>中型自動車は、やや小さめのトラックや、無料送迎バスなどを運転することができる免許です。中型自動車には、以下の条件があります。<br><ol><li>車両総重量が5,000以上11,000kg未満</li><li>最大積載量が3,000kg以上6,500kg未満</li><li>乗車定員が11人以上29人以下</li></ol>これまた条件を必ず守って運転しましょう。ただ、この免許を取るためにはもう一つ条件があります。それは、普通自動車または大型自動車のいずれかの免許を受けた期間が通算2年以上経過していなければなりません。<br><h2>大型自動車</h2>大型自動車は、工事現場などでよく見るトラック、宅急便などに使われる大きなトラックを運転することができる免許です。「将来はマイトラックを持ち、デコトラ(デコレーショントラック)にして公道を堂々と走ってみたい!」「運搬会社に就職し、多くのお客様に大切な荷物をお届けしたい!」などと思われている方も多いと思います。そのような方が取得する免許です。大型自動車は、ほとんどのトラックを運転することができます。<br><h2>大型特殊自動車</h2>大型特殊自動車とは、路線バス、高速バスなどの大人数を運搬するバスを運転することができる免許です。<br><h2>牽引</h2>牽引とは、大型トレーラーなど、車体総重量が750kgを超える車両を牽引する場合に用いる車両を運転することができる免許です。牽引を取得するには、普通自動車、大型自動車、大型特殊自動車のいずれかを取得していることが条件です。<br> また、以上に書き出した免許は<b><font size="3">第一種免許</font></b>といい、これとは別に<b><font size="3">第二種免許</font></b>も存在します。詳しくはこちらをご覧ください。<br><br><br> さて、長くなりましたが、大体の免許の種類とその取得条件はお分かりになりましたでしょうか?この知恵ノートがすこしでもあなたのお役に立てればと思います。