「セッションに失敗」、「セッションが開始出来ない」と表示されてiPad、iPhoneのバックアップができない場合の対応

                                                    <p>（現象）</p>

PCを何らかの事情でスタートアップ修復したり、iTunesをアップデートした場合などにiTunesでiPadやiPhoneを同期してバックアップしようとすると、「セッションに失敗したため、○○iPadをバックアップできませんでした」とか「セッションを開始できなかったため、○○iPadをバックアップできませんでした」という表示が出て、バックアップできないことがあります。

（解決方法-Windows７の場合）

１ PCからiPadやiPhoneを外して、iTunesを閉じます。

２ PCのフォルダオプションで「隠しファイルを表示する」設定にします。

３エクスプローラーからローカルディスク（C：）のProgramDataの中にあるAppleフォルダを開きます。

４ Appleフォルダの中にあるLockdownというフォルダ内のファイルをすべて削除します。（Lockdownフォルダ自体は削除しないこと！）

５ iTunesを立ち上げ、iPadやiPhoneをつないでいつものようにバックアップすれば、きちんとバックアップできます。（大半のケース、これで解決します。）

http://support.apple.com/kb/TS2529?viewlocale=ja_JP

ポイント

この作業で、Lockdownというフォルダ内に新しいファイルが形成されます。
Lockdownとは、「セキュリティ強化のために、OSやアプリケーションなどの機能あるいはリソースを制限して、ユーザーごとにファイルやディレクトリなどへのアクセスや使用できる機能を限定するもの」です。