解離性障害(DD)とは

                                                    <strong>【解離性障害(DD)】</strong><br /><br />~とある質問者様からの回答から~<br /><br />  まず始めに申し上げておきますが、私も「解離性障害」と診断されています。

別の人格が出たり、記憶が飛んだりしてしまったらそれは、
解離性同一性障害(DID)」
という診断が下されてしまいます。

 

ここの線引きが非常に微妙なので、精神科医も診断に苦労するところですが、
概ね、「解離」している時は、自分自身ではやろうとはしないこと
(例えば人を殴ってしまうとか、それは攻撃的な部類に入りますが)、
をしてしまい、気付いてみたら「あれ?」っていう事態になっている事です。

 

この要因として多く見られるのは、
大抵が「幼少期に受けたトラウマ(心の傷)」であって、
環境によって、その「もう一人の何歳かの自分」を、
心(主人格)の外に本能的に作ってしまい、
負いきれない気持ちになった時点で、自分からその、
いつかの自分に切り離す。


そして何か、アクションを起こす訳です。
また、「解離」は、胎児の頃から産道を出る瞬間から起こる、
という話も聞いております。


世間では「うつ病」というのがようやっと認知されてきましたが、
実はあの症状も、器質的(脳障害)な事でなければ、実は「解離」から
起因しているのです。


貴方の先生が仰ったように、「ストレスが溜まりすぎると出てくる」とは、
言い得て妙なのですが、本来ならば、化学療法(お薬)にも頼らず、
「解離」から「統合」へ向けての療法が必要かと思われます。
(実は私は何度も失敗しております)

 

「USPT」という言葉で検索をしてみて下さい。なにかヒントが得られる筈です。

 

最後にお伺いしたいのですが、「自助グループ」というのは、AAの事でしょうか?
AAならば、本来、ミッション系ではない日本人にとってはあまりにも向いていないと、個人的に思うので、なるべく早く立ち去った方がよろしいかと思われます。