和歌山県警の不祥事 2012年2月 飲酒ひき逃げ事件でも逮捕せず、被害者が田辺署を批判 実弟が警察署長のため身内意識で配慮
<h2><font color=#ff0000><font size=5><span>飲酒ひき逃げ事件でも逮捕せず、被害者が田辺署を批判 実弟が警察署長のため身内意識で配慮</span></font></font><br></h2>
2012年2月、和歌山県田辺市内で、飲酒運転で人身事故を起こして逃走、酒気帯び運転とひき逃げなどで起訴された田辺市内の男(61)の初公判が13日、和歌山地裁田辺支部で開かれ、男は起訴内容を「間違いありません」と認めた。
男は逃走後間もなく、田辺署員に身柄を確保され、飲酒運転をしていたことも判明したが、逮捕はされなかった。
被害者側は「男の近親者に県警幹部がいるから逮捕されなかったのではないか」と、田辺署の対応に不信感を募らせている。
起訴状によると、男は2月2日午前0時半ごろ、田辺市あけぼのの道路で、
酒気帯びの状態で乗用車を運転中、赤信号で停止していた軽乗用車に追突、
運転していた女性にけがを負わせた上、救護や通報など必要な措置を取らなかった。
この事件については、市内で飲酒事故があったことを知った本紙が田辺署に取材。逮捕しなかった理由を尋ねると、当時の署長らは「ひき逃げではなく、逃亡の恐れもない。発表もしない」と説明していた。
男は6月に送検され、8月に在宅のまま起訴された。しかし、被害者側の話では、事件が起訴されないことを不審に思って5月に検察庁に問い合わせたところ、その時点では送検の予定がなく、検察官がその場で田辺署に電話すると、手続きが遅れているとの返答だったという。
被害者側は、男の実弟が和歌山市にある警察署の署長であることもあって「身内意識で特別の配慮をしたのではないか。自分が申し出なければ送検もしていなかったのでは」と、田辺署の対応を批判している。
この件について、田辺署の久保隆作副署長は「逮捕するかどうかは、法律と証拠に基づいて判断している。任意の捜査が基本で、特別な配慮をしたことは絶対にない」と話している。
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飲酒ひき逃げ逮捕せず 警察幹部の近親に配慮か
2012年09月13日
和歌山県田辺市内でことし2月、飲酒運転で人身事故を起こして逃走、酒気帯び運転とひき逃げなどで起訴された
田辺市内の男(61)の初公判が13日、 和歌山地裁田辺支部で開かれ、男は起訴内容を「間違いありません」と認めた。
男は逃走後間もなく、田辺署員に身柄を確保され、飲酒運転をしていたことも判明したが、逮捕はされなかった。
被害者側は「男の近親者に県警幹部がいるから逮捕されなかったのではないか」と、 田辺署の対応に不信感を募らせている。
起訴状によると、男は2月2日午前0時半ごろ、田辺市あけぼのの道路で、 酒気帯びの状態で乗用車を運転中、
赤信号で停止していた軽乗用車に追突、 運転していた女性にけがを負わせた上、救護や通報など必要な措置を取らなかった。
この事件については、市内で飲酒事故があったことを知った本紙が田辺署に取材。
逮捕しなかった理由を尋ねると、当時の署長らは「ひき逃げではなく、逃亡の恐れもない。発表もしない」と説明していた。
男は6月に送検され、8月に在宅のまま起訴された。
しかし、被害者側の話では、事件が起訴されないことを不審に思って5月に検察庁に問い合わせたところ、その時点では送検の予定がなく、
検察官がその場で田辺署に電話すると、手続きが遅れているとの返答だったという。
被害者側は、男の実弟が和歌山市にある警察署の署長であることもあって 「身内意識で特別の配慮をしたのではないか。
自分が申し出なければ送検もしていなかったのでは」と、 田辺署の対応を批判している。
この件について、田辺署の久保隆作副署長は「逮捕するかどうかは、法律と証拠に基づいて判断している。
任意の捜査が基本で、特別な配慮をしたことは絶対にない」と話している。
田辺警察署 室谷文男 署長
久保隆作 副署長
AGARA紀伊民報
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=238599
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