和歌山県警の不祥事 2012年8月 科捜研職員、過去書類で鑑定書くり返し捏造する

                                                    <h2><font color=#ff0000 size=4><span><font color=#ff0000 size=5>和歌山県警科捜研職員、過去書類で鑑定書くり返し捏造</font></span></font></h2>

 

2012年8月 和歌山県科学捜査研究所能阿弥昌昭研究員が、証拠品の鑑定を行わないまま、繰り返し鑑定 結果を捏造(ねつぞう)していたとの疑惑が浮上し、県警が内部調査に乗り出したことがわかった。
 こうした鑑定結果が刑事裁判で証拠採用された可能性もあり、県警は、証拠隠滅容疑などでの立件も視野 に、研究員から事情を聞いている。
 捜査関係者によると、この研究員は化学部門を担当。麻薬やひき逃げ事故現場に残された車の塗膜片など の鑑定作業に従事しているが、以前行った同種の証拠品の鑑定書を流用し、件名などを書き換えるなどの 方法で複数回、鑑定書をでっち上げた疑いが持たれている。
 刑事裁判で証拠採用された鑑定結果が虚偽とわかった場合、再審につながりかねないことから、県警は、 刑事部内の捜査員を投入するなどして、研究員がこれまで関与した鑑定の内容に不審点がないか、調査を 進めている。同研究所には約15人の職員が所属している。
 捜査関係者による証拠品の捏造や改ざんは相次いでいる。大阪府警泉南署では、元警部補が飲酒取り締 まりで検出したアルコールの数値を捏造していたことが今年3月に判明し、証拠隠滅罪などで起訴された。 府警福島署の元警部らも、強盗強姦(ごうかん)事件の現場で採取された吸い殻の紛失を隠そうと、無関係 の吸い殻を証拠品にでっち上げたとして、7月に同罪で有罪判決を受けた。
 こうしたことを受け県警は、不適切な証拠の取り扱いがないかなどについて、内部チェックを進めていた という。


 ◆科学捜査研究所=犯罪捜査のため、警視庁と各道府県警に設置されている研究機関。法医学や心理学、 化学などの部門に分かれ、鑑識活動などで得られた遺留品や証拠品について、DNA型や血液型の特定、 塗膜片などの分析、薬物の検出などを担う。

 

 

警察の不祥事は氷山の一角。

これ以外にも捏造が沢山ありうる。

特に未解決の事件

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