ピアノでどうしても弾けない個所の練習方法(再編)ひと通り譜読みが終わったら・・・

                                                    <span style="font-size: medium;">ピアノの練習は大変ですよね。何処から手をつけて良いのやら。</span><br /><br /><span style="font-size: medium;"> 取り敢えず一通り最初から最後まで弾いてみる。でも、難しくて指がまわらない個所がいくつかある。先生に相談出来る方は相談してみるのが最善策。でも独学だったら・・・</span><br /><br /><span style="font-size: medium;"> そこが弾ければ後は大丈夫なのに。何度通して練習してもいつもここだけな違えたり遅くなってしまう。<br /> この数か所がどうしても弾けなくて困っている。</span><br /><span style="font-size: medium;"> <br /> そんな時にこのノートをお役立てください。</span><br /><br /><br /><strong><span style="color: #ff99cc; font-size: medium;"> ●練習する事により弾けるようになり楽しくなる</span></strong><br /> <br /><span style="font-size: medium;"> こういう体験が無いとなかなか地道な練習って続かないものです。</span><br /> <br /><span style="font-size: small;"><span style="font-size: medium;"> ピアノの練習は、アスリートのような繰り返し部分練習をし更に曲想などを付けて弾き込み曲は出来上がります。</span></span><br /> <br /><span style="font-size: medium;"> ここでは、譜読みをして弾けない個所を部分練習するまでを説明致します。</span><br /><span style="font-size: small;">(曲想を付けての弾き込みは、取り敢えず滑らかに弾けるようになった後で・・)</span><br /><br /><br /><span style="font-size: medium;"> その繰り返し練習を少しでもやりがいのある事にするために、</span><br />

ポイント

  • ●目標を建てる
    ●実行が目に見えるようにする
    ●無理や辛い思いはしないようにする

 ことがあります。

・辛くない程度に曲を小分けにして。
  
これから練習する部分を鉛筆で囲ってしまいましょう。
  囲う事で練習する場所を目に見えるようにします。

 
  弾きにくい部分は1小節単位で繰り返し練習していきます。
  1小節ずつとか、半小節ずつとか。もっと短くてもいいです。
  
  弾けそうならもっと長くしても良いのですが、しかし、あまり欲張って長く設定すると弾けるようになるまでに時間が掛かってしまいますのでなるべく1~2小節に。欲張らず。



・細切れにした部分のみ音を間違えない速度まで落とし繰り返し練習をしていきます。

ポストイットの大きめの物を楽譜を囲った横に貼り、そこへ「正」の字で練習回数を書いていきます。
練習した日付とかも一緒に書いておくといいかもしれません。
1小節でも弾けないと感じたら、半分にしても良いです。

指番号を守りましょう!

  • まずは指番号通りに間違えない速度まで落として弾きます。
  • 指番号通という点と、間違えないということが繰り返し練習のポイントです。
  • 毎回違う指で弾いていると指が鍵盤を覚えません。(距離感とか動きとか)
  • ☆速度が遅い場合何とか弾けても、本来の速度に上げた時、指が違うとその個所でつまづいたりします。

 

ゆっくり弾きましょう!
 

  • 間違えない速度まで落とすのは、毎回間違えて弾いていると、やはり指が正しい鍵盤を覚えないからです。
  • もうちょっと厳しく練習するなら、間違えなかった回数のみカウントするとしても良いかもしれませんが
    あまり無理すると、ピアノが嫌いになりますので自分で無理のない計画で練習するのが良いと思います。

・右手が弾けたら、左手を。そして合わせて。同じ作業をしていきます。
  最初は20回に要する時間が1時間とかもっと掛るかもしれません、でも50回を超える頃より20回が3分になっている事もあります。

  目に見えて指が動くようになるのが実感出来ます。

  ゆっくりゆっくり、じっくりじっくりと弾いていきます。何日かに分けても良いです。

ポイント

  • 「どんなに弾けない個所でも、100回弾けばなんとかなってくるもの」

    信じる気持が大切です

 
本当に、難しい所でも、50回越えてくるとどんどん弾けてきます。
私も未だにこの練習法で難所を乗り越えています。幼い頃より恩師に「100回弾けば何とかなってくる」と言われていました。
エリーゼの為に、トルコ行進曲から幻想即興曲ショパンエチュードやリスト超絶技巧練習曲からショパンソナタまで何でもこの方法でいけます。
(これが出来てから符点練習やら他の練習も必要になってきますが)


 ・弾けてくると嬉しくなってきます。

なんだ、何も考えずにただくり返し弾くだけでこんなに難しい所が弾けてくるのか!って思います。

1か所が弾けてしまうと、次の小節も!!って思えてきます。ポストイットが増えて行く楽しみもあります。


・囲った個所が弾けたら、次の弾けない個所を○で囲み同じ作業を繰り返していきます。

そして、とうとう全部通してある程度の速さで間違えず弾く事が出来たら。


・いよいよ曲想をつけて弾いていくことになります。

  楽譜にあるフォルテやピアノ、速度記号やリタルダントなど細かい指示を良く読み弾いていきます。(ここでは曲想の付け方については詳しい説明を省略します)


・曲想を付け出しても、まだ間違えてしまったり、なかなか速く弾けない個所が出てきたら、またポストイットと「正」の字のお世話になります。
(T^T)


長い道のりですが、弾けた時の喜びを何度か実感すると、その喜びが欲しくて練習に耐えられるようになると思います。

個人競技のアスリートのようですが、習い始めの幼子からピアニストまでほぼ同じようにこの練習をしていると思います。


初心者の独学の方は、最初からあまり長い曲を選んでしまうと負担になってしまうので。

知っている曲で短い曲を沢山弾き倒して行く事をお勧めします。
長い曲を選ぶにしても、短いすぐ終えられる曲を並行して進めると良いでしょう。


お互い好きなピアノ楽しみましょう♪





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