期限切れの薬、飲んでいいの?

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錠剤または密封したコナ薬なら、まあ、いいでしょ。

たいていの薬は期限が切れていても変質してないので、効果は変わりません。

ただし、

・液体の薬

・変色したりヘンなにおいがする薬

・直射日光に当たっていたり高温多湿のところに保存した薬

・有効期限が特に重要な薬(インターネットで調べりゃわかる)

は、絶対に飲んじゃ駄目です。

 

ちなみに、医者や薬剤師は、当然、期限切れの薬は飲んではダメといいます。タテマエとして、医療機関が期限切れの薬を使うことはあり得ない、ことになってます。でも、離島や過疎地の診療所や戦場なんかで、たまーにしか出ない薬とか、ほかに薬がない時、いちいち薬の有効期限を気にしていられると思います?

 

もちろん、古い薬を積極的に飲む理由はありません。ほかに薬がない、薬局や医院はもうやってない、どーしよう、というような場合なら、そこにある薬を飲むか、飲まないで我慢するか、さあ、あなたならどーします?

 

あ、その薬、飲むなら自己責任でお願いしますよ。


「普通すぎて、専門性に欠ける。 食品の場合と余り変わらない。 この程度のことなら誰でも分かっている。」

という指摘がありましたが、知恵袋の中でこの質問はとても多いです。そして、期限を過ぎたら飲んではいけない、というタテマエとしては正しいけれど間違った回答が多いです。

ほとんどの錠剤やたいていのコナ薬は安定した化学物質なので、強い光や熱などの外力が加わらない限り、経年による変化はなく、10年経っても効果は変わりません。ただし、例外はいっぱいあります。